[IV-148] 画像認識システムを活用した簡易型交通調査に関する実証的研究
キーワード:交通量調査、画像認識、人工知能、深層学習、アノテーション
道路交通量を把握する方法には,道路管理者が設置している常時観測機器や監視用カメラ等の画像から読み取るシステムがある.ただし,これらは高所から撮影した画像を想定しているものが多く,撮影機材の設置の制約条件により任意の場所や多地点での調査が難しい。本研究では設置の容易な市販の三脚で3パターンの撮影高さの動画を用いて,精度を最も向上させる撮影高さを検証し,次いで用いるデータセットの違いによる読み取り精度の性能変化について検証した.結果,撮影高さ60cmの教師データによる解析が最も精度が高く,教師データを混合データセットにすることで検出精度が向上する可能性を見出すことができた.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン