令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

交通計画(2)

座長:浜岡 秀勝(秋田大学)

[IV-154] 英国における生活道路と幹線道路の機能分化の面的対策に関する調査

〇大橋 幸子1、野田 和秀1、小林 寛1 (1.国土技術政策総合研究所)

キーワード:生活道路、ハンプ、交通安全、歩行者

生活に身近な道路の交通安全を確保するためには、通過交通を担う幹線道路との機能分化が求められる。本稿では、生活道路と幹線道路の機能分化が比較的浸透している英国での対策を調査した。その結果、英国では幹線道路も含め面的に対策が実施されている例があることが分かった。我が国における生活道路対策は生活道路のエリア内で実施される傾向にあるため、今後、幹線道路から連続的に対策を行っていくことにより通過交通を抑制し機能分化をより実現できる可能性がある。特に、幹線道路側での表示など、幹線道路と生活道路の管理者が連携して面的に対策を進めていくことで安全が向上する余地があると考えられる。

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