Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第IV部門

防災計画

Chair:Maki Koyama

[IV-163] Risk Assessment for Metropolitan Region Bridges against Tanker Fire

〇Kota Nagase1, Di Su1, Tomonori Nagayama1 (1.Bridge & Structure Laboratory, Department of Civil Engineering, The University of Tokyo)

Keywords:Bridge Fire, Fire Hazard, Risk Assessment

土木構造物における火災は,その構造物の役割を長期的に失ってしまう恐れがあるため対策が必要な事象の一つである.しかし,橋梁火災はその発生頻度の少なさから事前対策に関する研究はほとんど行われていない.本研究では都市道路橋を対象に橋梁火災のリスクを事前に広域的に評価する手法を検討した.本手法では橋梁火災のリスクを,橋梁に関する各種統計データなどを基に,ハザード発生確率と火災脆弱性に関するパラメータとスコアを設定することで評価することを試みた.その結果都内の57の橋梁区間の火災リスクが高いという結果が得られた.また,本手法におけるハザード発生確率の評価手法の妥当性についても一定の信頼性が得られた.

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