令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

地域都市計画

座長:川崎 智也(東京工業大学)

[IV-127] ノーマライゼーション(共生)デザインの社会実装に向けて

〇田代 權一1、和田 陽介1、坂口 育代1、小關 由紀子1 (1.千代田コンサルタント)

キーワード:ノーマライゼーション、共生社会、対等・平等、アメニティデザイン、チャレンジングレベル、みんなのバリアフリー

移動等円滑化整備ガイドラインでは,「障害の有無にかかわらず,相互に人格と個性を尊重し,社会のあらゆる活動に参加・参画できる共生社会の実現が求められており,そのための施策などを進める必要がある」という趣旨が述べられている.本稿では,移動等円滑化のためには必ずしも必要とされるものではないが,共生社会の実現に1歩近づくために,『ノーマライゼーション(共生)デザイン』を定義し,その社会実装に向けて,一般的な共生デザインの例としてのベンチの共生デザイン,アメニティデザインの例としてのエレベーターの操作盤,障害者等も都市公園本来の多様な機能をより多く享受できるための共生デザインの3例を示した.

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