[IV-170] 密集市街地における空き家整備事業の延焼被害縮小効果の検討
キーワード:密集市街地、木造住宅、火災、延焼、空き家、土地整備
日本の都心部周辺では木造住宅密集地域が多く存在し,地震時に火災延焼危険性が懸念されている.この要因として住宅が密集し狭隘道路が多く消火活動を妨げていることが挙げられる.そこで住宅の除去や建て替えは延焼危険度を下げることに効果的と考えられるが,居住者のいる住宅について自治体の取り組みは難航している.米国において政府が空き家を取得し,地域で一体的な再利用を行うランドバンク事業の取り組みが,都市再生に一定の成果を挙げている.このような取り組みを参考に,空き家及び市場価値の下がる見込みのある住宅を特定し,積極的な整備を行うことで災害時の火災延焼被害の縮小にどの程度有効であるか検討を行う.
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