令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

地域都市計画における災害リスクマネジメント

座長:奥村 誠(東北大学)

[IV-173] 東日本における市町村単位の自然災害安全性指標GNSの算出

〇友岡 亮太朗1、藤馬 怜央1、伊藤 和也1、梶谷 裟和2、小山 倫史2、菊本 統3 (1.東京都市大学、2.関西大学、3.横浜国立大学)

キーワード:自然災害安全性指標、曝露量、脆弱性

近年,我が国では様々な自然災害が多発しており,今もその危険に曝されている.自然災害への対策は,災害が発生してから行うのでは遅く,それぞれの地域の災害に対する脆弱性の違いを事前に把握し,災害対策を行うことが,被害を最小限に抑えるために大切である.自然災害に対する国家の安全度を計る統一的な数量的指標である自然災害安全性指標GNSの構想が提唱され,現在更新および高度化が行われている.今回,東日本において新たに市区町村別の地震曝露量の算出を行いGNS の更新を行った.その結果,長野県や北海道の太平洋側の地域では脆弱性と曝露量が悪く,自然災害リスクが高い傾向が得られた.

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