鉄道

[IV-133] Examination of optimal standard of Shikoku Shinkansen using regional econometric model

〇Hiroki Ichitsuka¹, Tetsuji Sato⁴, Haruki Yamamichi², Misaki Hoshino³ (1.Chiba Institute of Technology Graduate school, 2.IHI Construction Service Company Limited, 3.SHOWA Company Limited, 4.Chiba Institute of Technology)

Keywords: Shinkansen maintenance, Demand forecast, Number of customers, regional Econometric model, Cost-benefit analysis

本研究では、未だ実現に至っていない四国新幹線の新規整備を念頭に、四国4県を対象として、入込客数推計モデル、交通手段別需要推計モデルを構築して新幹線の需要予測を行うとともに、地域計量経済モデルを構築し、構築したモデルを用いて四国新幹線をフル規格、ミニ新幹線、単線新幹線で整備した場合の費用対効果分析を行った。分析の結果、どの規格で新幹線を整備した場合でも四国全県において鉄道利用客は増加し、地域内総生産も増加することが示された。また、費用対効果分析の結果、四国新幹線を整備する場合、ミニ新幹線規格での整備が望ましいことが示唆された。