令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

鉄道

座長:柴田 宗典(公益財団法人鉄道総合技術研究所)

[IV-133] 地域計量経済モデルを用いた四国新幹線の最適な規格の検討

〇市塚 大暉1、佐藤 徹治4、山道 陽輝2、星野 光咲3 (1.千葉工業大学大学院、2.株式会社 IHIインフラ建設、3.昭和株式会社、4.千葉工業大学)

キーワード:新幹線整備、需要予測、入込客数、地域計量経済モデル、費用対効果分析

本研究では、未だ実現に至っていない四国新幹線の新規整備を念頭に、四国4県を対象として、入込客数推計モデル、交通手段別需要推計モデルを構築して新幹線の需要予測を行うとともに、地域計量経済モデルを構築し、構築したモデルを用いて四国新幹線をフル規格、ミニ新幹線、単線新幹線で整備した場合の費用対効果分析を行った。分析の結果、どの規格で新幹線を整備した場合でも四国全県において鉄道利用客は増加し、地域内総生産も増加することが示された。また、費用対効果分析の結果、四国新幹線を整備する場合、ミニ新幹線規格での整備が望ましいことが示唆された。

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