令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

交通サービス評価

座長:福本 雅之(名古屋大学客員准教授 合同会社おでかけカンパニー代表社員)

[IV-51] 旅客通路を想定した仮想空間における吊り下げ型サインの設置間隔に関する研究

〇太田 耕介1、江守 央2、佐田 達典2 (1.独立行政法人都市再生機構、2.日本大学)

キーワード:サイン、設置間隔、視認性、旅客通路、仮想空間

鉄道駅におけるサイン計画では、サインの表現様式に応じた設置間隔について指標がない。サインに関する研究においても、定量的に設置間隔を指標化した事例は報告されいていない。そこで、本研究は鉄道駅に設置される吊り下げ型サインを対象として、サインの設置間隔を歩行者交通の混雑レベルごとに指標化した。指標化するにあたり、通常経路の他に移動制約者の頻繁な往来が予想されるバリアフリー経路における設置間隔も明らかとしている。結果として、吊り下げ型サインはゆとりある間隔にて設置が可能となるが、非常に混雑したバリアフリー経路では密な設置が必要性を示した。

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