令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

交通サービス評価

座長:福本 雅之(名古屋大学客員准教授 合同会社おでかけカンパニー代表社員)

[IV-53] 常時観測データを用いた道路交通における速度周期変動の分析

〇藤本 康行1、中山 晶一朗1、山口 裕通1 (1.金沢大学)

キーワード:速度変動、渋滞、周期的変動、常時観測

道路交通において,車両の走行速度は刻々と変化している.一方で,渋滞・混雑の発生は特定時間帯や曜日に集中する性質がある.本研究ではそのような変動を「周期的変動」と定義し,金沢市内の国道8号を対象に1年間のトラカンデータを用いた分析を行った.分散分析によって周期的変動と不規則変動を分離し,さらに様々な長さの周期変動を仮定して分散比を比較し,2~4,380時間の周期長に関して速度変動に及ぼす影響を分析した.その結果,24時間単位が非常に強い成分であった.一方で,24時間周期を除去した場合,85日程度の周期が強く現れた.

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