令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

土木における実践の学

座長:藤井 聡(京都大学)

[IV-57] 地域公共交通分野の「実践知」と対話プラットフォームの形成

〇吉田 樹1 (1.福島大学)

キーワード:地域公共交通、実践知、対話プラットフォーム

地域の交通課題を解決する手法は,場所に応じて編集しなおすことが求められ,既往の研究成果や計画技法を「そのまま」適用させることが難しく,実践に基づく研究成果が個別事例の報告に止まるケースも見られる。一方,典型的な被規制産業である地域公共交通分野は,ステークホルダーが参画する法定協議会制度が確立されており,ローカルな取り組みから「実践知」を形成することで,国全体の政策にインパクトを与え,より佳い社会に向けた漸次的な改善に寄与することも期待される。

本稿は,地域公共交通に関わるローカルな取り組み事例から「実践知」とステークホルダーとの対話プラットフォームを形成するために求められる観点を検討する。

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