[IV-33] 地上型レーザスキャナを用いた道路法面の動態調査に関する研究
キーワード:特定道路土工構造物、急傾斜地崩壊危険区域、三次元点群データ、TS
国土交通省では,高さ15m以上の切土と高さ10m以上の盛土を「特定道路土工構造物」とし,地方自治体などの道路管理者に対し5年ごとの近接目視による点検の実施を求めている.千葉県は,急傾斜地崩壊危険区域が540か所あり,様々な形状の道路法面が存在する.本研究は,地上型レーザスキャナを用いて,二時期に取得した道路法面の三次元点群データよりその変位量を定量的に推定する場合における,精度評価と問題点の抽出を目的とした.変動量は定量的に求められるが,三次元座標の取り扱いには注意を要すると結論付けられ,目視点検の代用としての可能性については確認できた.
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