Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第IV部門

測量(2)

Chair:Shinta Seto

[IV-35] Evaluation of the characteristics of flooded buildings by multi-temporal interferometric coherence using L-band SAR satellite data

〇masashi sonobe1, hideki hashiba1 (1.Nihon University)

Keywords:Remote Sensing, Flood, SAR, ALOS-2, Disaster

豪雨・台風による浸水被害が多発している.JAXAでは,災害時に衛星による緊急観測を行い,災害対応への活用を推進している.近年,衛星画像の解析手法の高度化が図られており,悪天候や夜間でも観測が可能なSAR衛星の利用が期待されている.SAR衛星画像を用いた浸水域の抽出は,住宅密集地の抽出が課題であった.この対応として3時期コヒーレンス手法を利用した浸水建物の判定が検討されているが,適用条件が定まっていない.そこで本稿では,2つの浸水災害を対象として3時期コヒーレンス解析を適用し,影響因子について検討を行った結果を報告する.この結果,建物方向や観測諸元のコヒーレンス値への影響が示唆された.

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