令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

交通事故

座長:鈴木 弘司(名古屋工業大学)

[IV-87] 東北地方の高速道路における道路幾何構造が冬期交通事故に及ぼす影響

〇嶋崎 雄太1、浜岡 秀勝1 (1.秋田大学)

キーワード:冬期事故、高速道路、道路線形

東北地⽅では冬期になると降雪量が増え、それに伴い交通事故が増加する。このことから冬期の事故には夏期には無い積雪等の冬期特有の要因が交通事故に影響を及ぼしていると考えられる。本研究ではカーブ線形や上下勾配に着⽬し、天候や路⾯状況を考慮した解析や道路構造別による冬期事故率の分析を⾏った。結果、急カーブ、下り勾配地点において降雪、積雪による冬期特有の環境要因により事故が発生しやすいことを確認した。また、連続するカーブにおいて同方向のカーブの場合、曲率差が大きいほど、また、逆方向カーブの場合、手前のカーブより急カーブであるほど冬期事故が発生しやすいという結果を得た。

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