[IV-92] 生活道路におけるハンプ連続設置による実証実験の効果検証
キーワード:ハンプ、生活道路、実証実験、効果検証、交通安全対策
本報告は,静岡県藤枝市岡部町三輪地区で実施された生活道路における実証実験の効果検証を行ったものである.地区を通過する路線について,速い速度で走行する車両への速度抑制対策として,ハンプ連続設置の実証実験を実施した.効果検証の調査項目は,走行速度,騒音・振動,交通量とした.また,設置に対する住民の印象をアンケート調査によって確認した.ハンプ通過後に車両は再び速度を上げてしまう傾向があり,速度抑制効果は長い区間持続されないことが分かった.アンケート調査からは,速度抑制効果を多数の走行者が実感した一方で,騒音・振動を気にする意見も一定数あった.今後は,周辺環境へ配慮した更なる対策検討が必要である.
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