[V-03] 高炉スラグ超微粉末および高炉水砕スラグ砂を用いたモルタルの耐酸性
キーワード:耐酸性、高炉スラグ超微粉末、高炉水砕スラグ砂、シングルミクロン、質量変化率、中性化深さ
セメント硬化体の化学的腐食として代表的なものに、セメント中の水酸化カルシウムと硫酸が反応し、表面に脆弱な二水セッコウの膜が形成される硫酸劣化がある。具体的な対策として、高炉スラグ微粉末やシリカフュームを結合材に使用し、硬化体中の水酸化カルシウムを減らし、二水セッコウの生成を抑制する方法がある。しかし、薬品・食品工場等では硫酸以外の酸にも耐久性を持つ材料が求められている。そのため本実験では、既往の研究で耐硫酸性効果が確認されている耐酸性セメント材料と細骨材を用いて、塩酸、硝酸、ギ酸および、酢酸に対する耐酸性を確認した。その結果、硫酸以外の酸に対しても耐酸性を有することが確認された。
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