令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

混和材(1)

座長:藤井 隆史(岡山大学)

[V-06] 各種超微粉末を用いた高強度コンクリートの耐火性能改善に関する一考察

〇藤原 了1、三石 歩1、二戸 信和1、藤原 浩已2 (1.株式会社デイ・シイ、2.宇都宮大学)

キーワード:フライアッシュ、高炉スラグ微粉末、水酸化カルシウム、耐火性、高強度コンクリート、通気率

近年、コンクリート構造物の長寿命化や耐久性向上の観点から、高強度コンクリート構造物が増加している。しかし、高強度コンクリート構造物は、火災を受けるとコンクリートが爆裂し、かぶり部分が脱落して耐火性能が低下する。一方、これまでに筆者らは、フライアッシュや高炉スラグ微粉末を超微粉末化し、モルタルまたはコンクリートのフレッシュや硬化性能を把握し、高強度コンクリート混和材としての適用の可能性について検討を行った。今回は、これら超微粉末の耐火性能について確認を行った。その結果、混和材として、高炉スラグ微粉末、フライアッシュ、シリカフュームの順で耐火性が良好であることが分かった。

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