[V-09] The effect of the rate of silica fume for compressive strength and calcium silicate hydrate.
Keywords:Ultra high strength concrete, Silica fume, Calcium silicate hydrate, C-S-H, Density of cement hydrate
近年,コンクリート構造物の高耐久化等のために超高強度コンクリート (UHSC)の利用が増加している.UHSCは低水結合材比のためにシリカフューム(SF)が用いられる.SFはセメントの水和反応生成物と反応し緻密化が測られることが知られているが,生成されたケイ酸カルシウム水和物(C-S-H)は非晶質で化学構造が未解明である.本研究はC-S-Hの密度に着目し硬化体密度から各材料由来の生成C-S-Hに分類し圧縮強度との関係について検討したところ,C-S-Hは生成由来により圧縮強度への影響が異なり,SF由来のC-S-Hが低密度で空隙の充填効果に優れ圧縮強度発現に大きく寄与することが分かった.
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