[V-158] Applicability of electrical resistivity measurement to mortar containing PVA or steel fiber
Keywords:Short fiber, PVA fiber, Steel fiber, Electrical resistivity, Chloride resistance, Rapid evaluation method
コンクリートの塩化物イオン浸透抵抗性の迅速評価手法としての適用性を検討する目的で,PVA繊維および鋼繊維を混入したコンクリートを対象に,圧縮強度試験,電気抵抗率試験,および浸せき試験を行った。PVA繊維および鋼繊維混入による影響は,圧縮強度試験および浸せき試験では顕著でなかった。電気抵抗率試験では,短繊維の材質(導電性),混入率,および材齢経過により影響があるが,PVA繊維混入の場合は,無混入の場合と同様に,電気抵抗率で塩化物イオン浸透抵抗性を評価できる可能性を示した。一方,鋼繊維混入の場合は,経時変化の要因は明確ではないが,混入率に応じた影響度合を考慮することで評価できる可能性がある。
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