令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

木材工学

座長:池田 穣(安藤ハザマ)

[V-192] 丸太を用いた軟弱地盤対策における丸太頭部の充填方法の検討

〇村田 拓海1、沼田 淳紀1、佐々木 修平2、藤野 一2、川崎 淳志3、杉山 耕平3 (1.飛島建設、2.住友林業、3.ミサワホーム)

キーワード:丸太、充填方法、砕石

筆者らは木材利用の長期・大量使用が気候変動緩和策となることから,丸太を用いた軟弱地盤対策工法を開発している.この工法は,丸太打設後に地表面から丸太頭部の間に孔ができるため,この孔を充填する必要がある.砕石は,充填材の必要条件を満たすが,締固めが不十分な場合沈下などが発生する.そこで,コンクリート締固め用バイブレータ(以下,バイブレータ)を用いて砕石を密実化する方法を検討した.その結果,密実化に必要な締固め時間はバイブレータ挿入箇所が多い方が短いこと,1層当たり層厚300mm以下,締固め時間20秒以上とすることで密実化すること,砕石の含水状態は密実化に影響を与えないことを明らかにした.

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