[V-194] 丸太杭を施工した地盤の振動伝播低減効果に関する現場実験
キーワード：木材、道路、交通振動、対策、現場実験
軟弱地盤が広く分布する我が国では，道路の路体の軟弱性に起因する路面の平坦性の低下や交通振動の発生が問題となることが多いため，経済的で効果的かつ持続的な地盤補強技術の開発が求められている．著者らは，我が国の豊富な木材資源を有効利用するため，丸太杭を用いた地盤補強の技術開発を行っており，本研究ではこれを道路路体の軟弱地盤対策に適用し，その付加効果として交通振動の低下効果を明らかにすることを目的としている．福井工業高等専門学校に整備した丸太杭工法施工地盤において，重錘落下による地盤振動の伝播特性を調べる実験を行った結果，丸太杭打設による地盤剛性の向上と，施工地盤における振動伝搬の低減効果を確認した．
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン