[V-230] 狭隘な接合部にループ継手を用いたPCa床版の曲げ挙動に関する実験
キーワード:プレキャストコンクリート、ループ鉄筋継手、短繊維補強モルタル、直角方向鉄筋、曲げ挙動
PCaPC床版の接合には,ループ継手が一般的に用いられている.ループ継手には,一定の接合幅が必要であるために現場でのコンクリート打設量の増加することや,橋軸直角方向鉄筋の施工性の問題が課題として挙げられる.本研究では,上記課題を解決する新たな接合方法の実用化に向けて,狭隘な接合部を有するPCa床版に短繊維補強モルタルを用いた接合方法を提案し,その曲げ挙動を検証するために曲げ載荷試験を行った.その結果,本研究で提案する試験体は一般的なループ継手を有する試験体と比較して,同程度の耐力および変形性能を有することが分かった.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン