[V-22] フライアッシュⅣ種相当を用いた場所打ちPC床版用コンクリートの諸性能に関する検討
キーワード:フライアッシュⅣ種、場所打ちPC床版、早期劣化対策、耐久性向上、地産地消
東日本大震災による原発事故の影響で,国内の石炭火力発電所はフル稼働している.東北電力原町火力発電所も大量の石炭灰(以下、FA)を排出しており,更なる利活用が課題である.一方,東北地方では凍結防止剤散布での塩害,凍害,ASRの促進で,道路橋コンクリート床版の早期劣化が問題である.そのため,FAの混和材での利用は塩分浸透抵抗性の向上,ASRの抑制,地産地消の面から合理的である.
本研究では,原町火力発電所産のⅣ種FAを用いた場所打ちPC床版用コンクリートの開発のため,室内試験で配合検討を行い,模擬床版の試験施工で施工性確認を実施した.さらに,試験施工での課題から配合修正した実機試験結果を報告する.
本研究では,原町火力発電所産のⅣ種FAを用いた場所打ちPC床版用コンクリートの開発のため,室内試験で配合検討を行い,模擬床版の試験施工で施工性確認を実施した.さらに,試験施工での課題から配合修正した実機試験結果を報告する.
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