令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

引張・圧縮/クリープ・収縮

座長:小松 怜史(電力中央研究所)

[V-56] 添加NaCl由来のアルカリ量が封かん養生したコンクリートの圧縮強度に与える影響

〇山岸 祥希1、伊藤 始1 (1.富山県立大学)

キーワード:アルカリ総量、NaCl、圧縮強度、材齢、封かん養生

NaCl由来のアルカリによりアルカリ総量がASR対策の規制値(3kg/m³)を上回ったコンクリートでは,無害でない骨材を使用していた場合,ASRにより劣化し,力学性能の低下へとつながる.このようなコンクリートにおいて,力学性能の適切な評価には,NaCl由来のアルカリ量がコンクリートの力学性能に与える影響を考慮する必要があると考える.しかし,このような関係に着目した研究は少ない.本研究では,封かん養生したコンクリートにおいて,添加したNaClに由来するアルカリ量が圧縮強度に与える影響を検討した.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン