[V-58] 収縮低減材料を用いたコンクリートの乾燥収縮特性に及ぼす相対湿度の影響
キーワード:相対湿度、乾燥収縮、膨張材、収縮低減剤
本検討では,膨張材または収縮低減剤を使用したコンクリートを対象に,直径100mm,厚さ10mmのコンクリート供試体を用いた検討方法により,相対湿度33,45,59,75,85%環境下における収縮ひずみを測定し,乾燥収縮特性に及ぼす相対湿度の影響を評価した.その結果,収縮低減材料の有無によらず,乾燥収縮ひずみは相対湿度が低いほど大きくなること,相対湿度が低い環境下において,収縮低減効果が顕著であることが明らかとなった.また,膨張材および収縮低減剤を用いたコンクリートの乾燥収縮ひずみと相対湿度の関係は,一義的な回帰曲線で表現できる可能性があることを示した.
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