令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

引張・圧縮/クリープ・収縮

座長:小松 怜史(電力中央研究所)

[V-60] 埋設型枠用高強度モルタルの材料・配合と収縮特性

〇高橋 敏樹1、川西 貴士1、齋藤 隆1、平田 隆祥1 (1.株式会社大林組)

キーワード:埋設型枠、高強度モルタル、収縮、ひび割れ

橋梁下部構造の橋脚等に用いられる高強度モルタル製の埋設型枠を用いた急速施工方法では,埋設型枠は乾燥と内部コンクリートの拘束の影響を受け,収縮ひび割れが生じるリスクがある.このような収縮ひび割れを抑制する材料や配合に関する実験は水セメント比40%以上の配合が多く,埋設型枠に用いるような高強度モルタルのデータは少ない.そこで,本稿では埋設型枠に用いることを想定した水セメント比28%の高強度モルタルにおいて,種々の骨材や混和材量を用いた配合の収縮試験を実施し,収縮量低減効果の比較検討を行った.結果として,フェロニッケルスラグ細骨材,膨張材,収縮低減剤の効果が大きいことが確認できた.

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