Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

引張・圧縮/クリープ・収縮

Chair:Satoshi Komatsu

[V-60] Shrinkage Characteristics, Material and Mix-Proportion of High-Strength Mortar for Pre-cast Embedded Form

〇Toshiki Takahashi1, Takashi Kawanishi1, Takashi Saito1, Takayoshi Hirata1 (1.Obayashi Corporation)

Keywords:Embedded Form, High-Strength Mortar, Shrinkage, Crack

橋梁下部構造の橋脚等に用いられる高強度モルタル製の埋設型枠を用いた急速施工方法では,埋設型枠は乾燥と内部コンクリートの拘束の影響を受け,収縮ひび割れが生じるリスクがある.このような収縮ひび割れを抑制する材料や配合に関する実験は水セメント比40%以上の配合が多く,埋設型枠に用いるような高強度モルタルのデータは少ない.そこで,本稿では埋設型枠に用いることを想定した水セメント比28%の高強度モルタルにおいて,種々の骨材や混和材量を用いた配合の収縮試験を実施し,収縮量低減効果の比較検討を行った.結果として,フェロニッケルスラグ細骨材,膨張材,収縮低減剤の効果が大きいことが確認できた.

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