新材料・新工法（材料）(2)

[V-96] Measures to control box culvert cracks using Metal Grid.

〇Hiroyuki Nitta¹, Tadashi Abe², Kiyoshi Shirakawa¹, Keisuke Shiota³, Yasukuni Yoshioka³ (1.TOEI CONCRETE INDUSTRY Co.,LTD., 2.Nihon University, 3.JFE Civil Engineering & Construction Corp.)

Keywords:Metal Grid, Allowable crack width, Box culvert

土木学会コンクリート標準示方書「設計編」に示すように、RC部材の耐久性に関する照査の検討項目として、「ひび割れ幅に対する照査」が規定されている。したがって、鉄筋の引張応力度が許容値以下で設計された場合でも、許容ひび割れ幅の限界値を満足するために、主鉄筋量を増大させ対応しているケースが数多くある。そこで、本研究では、従来の基準により設計された鉄筋量に、許容ひび割れ幅の規定を満足する方法として、カルバート頂版をモデル化したRCスラブの曲げ領域内に展張格子筋を配置した場合のひび割れ抑制効果を検証し、展張格子筋を用いた部分補強法の実用性を評価した。