令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(3)

座長:酒井 雄也(東京大学)

[V-129] トンネルはく落防止工の長期耐久性評価に関する検討

〇高橋 啓太1、新田 弘之1、辻本 仁2、瘧師 英利3、宮田 敦士4 (1.土木研究所、2.コニシ、3.ショーボンド建設、4.日本ペイント)

キーワード:トンネル、はく落防止工、長期耐久性、促進劣化、押抜き試験

国内の道路トンネルに対し、これまでに定期点検要領に基づいた点検が行われ、早急に補修・補強といった対策が必要なトンネルが全体の3割以上あることが示された。これに伴い、施工性、維持管理性に優れた補修工法へのニーズが増しており、筆者らは、これらニーズに対応したトンネルはく落防止工とその評価法の開発研究を行っている。本稿では、トンネルはく落防止工の長期耐久性を評価する促進劣化試験方法の確立に向け、促進条件の検討として、タイプの異なる5種類のはく落防止工を用いた屋外暴露試験と室内促進劣化試験を行い、比較検討した。その結果、5種類のうち3種類のはく落防止工では、屋外暴露と室内促進に同じ変化傾向が見られた。

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