令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(3)

座長:酒井 雄也(東京大学)

[V-130] PPCとCFRP格子筋によって補強したRC梁の負曲げ試験

〇吉田 拓矢1、堀池 絋平1、栗原 哲彦1、文屋 遼太郎2、櫻井 俊太2 (1.東京都市大学、2.日鉄ケミカル&マテリアル)

キーワード:床版上面増厚工法、PPC、CFRP格子筋

本研究では,PPCを床版上面増厚に用いた場合の負曲げに対する耐荷力の向上効果の把握を目的とし,補強材には腐食せず,薄層増厚内でも補強量が確保できる格子状炭素繊維強化プラスチック(以下CFRP格子筋)とPPCにより補強したRC梁の負曲げ載荷試験を行った.PPCとは,不飽和ポリエステル樹脂と骨材を混合し硬化させたものである. 結果としてはRC設計法による耐力計算はPPCに対して有効であること,PPCによる大きな補強効果が確認できたこと, PPCの付着性能は非常に優れており,界面での剥離が起きることはなく終局を迎えられたことが挙げられた.

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