令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(3)

座長:酒井 雄也(東京大学)

[V-133] 環境遮断型フィルムの防錆効果に関する暴露試験

〇秋山 竜馬1、竹渕 敏郎1、藤間 誠司2、長坂 康史3、座波 盛治4、下里 哲弘5 (1.MKエンジニアリング、2.デンカ、3.川田工業、4.仲本工業、5.琉球大学)

キーワード:防錆、環境遮断型フィルム、防食、暴露試験

鋼橋のボルト接合部においては,添接板のこば面や,高力ボルトの頭部・ナット・ネジ部などで塗膜厚の確保が難しいため,著しい腐食劣化が進行する場合が多く見られる.また,補修塗装によるメンテナンスでは、下地処理や塗装方法などに十分な留意が必要であるとともに,作業足場等の制約を受ける場合も多い.本研究では塗装に代わる新しい防錆対策として環境遮断型フィルムを用いた維持管理方法を提案するために,防錆効果,耐久性,施工性等について試験を実施している.本稿では,環境遮断型フィルムの防錆効果や耐久性を検証するために実施した暴露試験の途中経過を報告する.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン