Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

耐久性一般(3)

Chair:Satoshi Maehara

[V-168] Effect of rain and quality of concrete on cover concrete spalling based on investigating railway viaducts

〇Masayuki Tabata1, Natsumi Ishibashi1, Syuntaro Todoroki1, Toshiya Tadokoro1 (1.Railway Technical Research Institute)

Keywords:railway viaducts, rain, water binder ratio, spalling of cover concrete, rebar corrosion rate, annual total precipitation

これまでの実構造物の調査により、雨掛かりがある場合は鉄筋腐食による剥落が生じやすいことが明らかとなっている。ここで、雨掛かりの影響は、降雨の量や部材毎の雨の掛かりやすさで異なる。また、雨掛かりによる鉄筋腐食への影響もコンクリートの品質によって異なることが考えられる。そこで、本論文では、降雨の量として年間合計降水量に着目し、雨掛かりと品質の異なる鉄道RC高架橋2基の実態調査を実施し、剥落への影響を検討した。その結果、雨の掛かりにくい部材では品質や降水量に関わらず剥落は生じず、雨の掛かりやすい部材では、降水量や品質により剥落するかぶりの値が大きくなることを示した。

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