令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

構造設計(1)

座長:村田 裕志(大成建設)

[V-203] 部分係数設計法による道路開削トンネルの試計算

〇久木留 貴裕1、岡本 信也2、伊佐 政晃2、大竹 省吾1、張 寧1 (1.オリエンタルコンサルタンツ、2.阪神高速道路)

キーワード:部分係数設計法、限界状態設計法、開削トンネル、道路トンネル

阪神高速道路の開削トンネル本体工の設計は,許容応力度設計法によるものとしている.一方で,トンネル標準示方書開削工法編や鉄道構造物等設計標準・同解説開削トンネルにおいては,性能照査型の設計体系である限界状態設計法が導入されている.また,2017年の橋,高架の道路等の技術基準の改定に伴い,道路橋の設計には部分係数設計法が導入され,性能照査型の設計法に移行している.そこで,本論では横断面の部材設計に着目し,許容応力度設計法を適用した設計結果に対して,道路橋示方書・同解説に示される部分係数設計法を適用した照査を行い,その結果を比較し,両設計結果の差異について考察を行ったものである.

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