令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

プレキャストコンクリート(2)

座長:廣井 幸夫(IHIインフラシステム)

[V-234] エレクションノーズを使用したプレキャストセグメント架設

〇山下 恭敬1、永久 直樹1、山口 統央2、村井 悠2、横山 由宏2 (1.西日本高速道路、2.鹿島建設)

キーワード:プレキャストセグメント架設、架設機械

現在西日本高速道路(株)で建設中の吉野川大橋(仮称)(以下,本橋という)は,1級河川吉野川の河口部を渡河する
橋長1.7kmの15径間連続PC箱桁橋である.そのうち約1.3kmに及ぶ渡河部は河川内施工となることから
波浪・風など厳しい施工環境にさらされている一方で工程短縮が求められている.これらの対策として本橋では
上部工にプレキャストセグメントの張出し架設工法を採用している.渡河部のうち比較的カーブのある左岸側を
エレクションノーズ(以下,ENという)と呼ばれる架設機を用いて架設を行う.本稿ではENを用いた架設
方法の課題とその対策事例を報告する.

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