令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

プレキャストコンクリート(2)

座長:廣井 幸夫(IHIインフラシステム)

[V-238] プレキャストRCブロックの連結による緊急仮設橋用の桁構造の開発と曲げ・せん断実験による性能検証

〇石橋 寛樹1、秋山 充良1、宇野 洋志城2、弘光 太郎2、森 賢宇2、藤原 昌紀1、朱 純亮1、楊 柳新1 (1.早稲田大学、2.佐藤工業)

キーワード:緊急仮設橋、レジリエンス、プレキャスト、Accelerated Bridge Construction、炭素繊維シート

南海トラフ地震による津波により相当数の橋梁が損壊・流出することが懸念されている.レジリエンス強化のためには,既存橋梁が損失することを前提とした,早期復旧を可能とする対策を震災前に進める必要がある.この背景のもと,橋梁の急速施工に関わる技術開発を参考に,被災後の資材や重機の確保が困難な状況下でも,事前に製造・備蓄したプレキャスト製の鉄筋コンクリートブロックを組み立てることで簡易に架設可能な緊急仮設橋の開発に取り組んでいる.本稿では,ブロック端部に設けた鋼材のかみ合わせと炭素繊維シートを用いた継手構造によりブロックを連結した桁部材の曲げおよびせん断実験の結果を報告する.

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