Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

温度応力

Chair:Hiroshi Nemoto

[V-68] Study on cooling with heat pipe and aluminum material

〇Naoki Takahashi1, Akira Kojima1, Katsunori Hirano1, Ichio Ide1, Yoshitaka Tagawa2 (1.FUJITA, 2.Nikkeikinn ACT)

Keywords:Heat pipe, Cooling, Aluminum, Thermal resistance, Heat radiating fin

国民生活や社会経済活動は、インフラによって支えられており、多くはコンクリート構造物として利用されている。これらの構造物の長寿命化は、今後の維持管理の観点からも重要であり、施工段階においては、ひび割れ抑制などの対策が講じられている。本稿では、ひび割れ抑制の1つとして用いられているヒートパイプによるクーリング工法に着目し、熱伝導性の高い金属であるアルミニウム材料を用いた、高性能なクーリング工法の検討を行った。結果、アルミ製の放熱フィンにより冷却効果の向上が確認でき、実験により得られた温度計測結果に基づいた解析の結果、コンクリートに適用した際にもクーリングによる温度低減効果が期待できる。

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