令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

温度応力

座長:根本 浩史(清水建設(株))

[V-68] ヒートパイプとアルミニウム材料を用いたクーリングに関する検討

〇高橋 直希1、小島 秋1、平野 勝識1、井手 一雄1、田川 義孝2 (1.フジタ、2.日軽金アクト)

キーワード:ヒートパイプ、クーリング、アルミニウム、熱抵抗、放熱フィン

国民生活や社会経済活動は、インフラによって支えられており、多くはコンクリート構造物として利用されている。これらの構造物の長寿命化は、今後の維持管理の観点からも重要であり、施工段階においては、ひび割れ抑制などの対策が講じられている。本稿では、ひび割れ抑制の1つとして用いられているヒートパイプによるクーリング工法に着目し、熱伝導性の高い金属であるアルミニウム材料を用いた、高性能なクーリング工法の検討を行った。結果、アルミ製の放熱フィンにより冷却効果の向上が確認でき、実験により得られた温度計測結果に基づいた解析の結果、コンクリートに適用した際にもクーリングによる温度低減効果が期待できる。

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