Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第V部門

新材料・新工法(材料)(3)

Chair:TETSUYA ISHIDA

[V-100] Study on control of fresh properties required for the cementitious materials suitable for 3D printing.

〇shinichi kurosawa1, Yoji Ogawa1, Shimpei Maehori1 (1.Taiheiyo Cement Corporation)

Keywords:3D Printing, Mortar flow, Rubber hardness, Fluidity, Shape stability

著者らは材料押出し方式の3Dプリンティング技術に適用できるセメント系材料の開発に取り組んでいる.本稿では建設分野への実用化を見据えて,より汎用的な材料で簡便にコントロールできる配合設計を目的として,フレッシュ性状を中心に検討を行った.その結果,細骨材と凝結遅延剤の調整により,当該材料に要求される押出し時の流動保持性と積層後の自立安定性をコントロールできることがわかった.ただし,3Dプリンティングに必要なフレッシュ性状は,押出し装置ごとに,また,環境条件によっても大きく異なる可能性がある.よって,迅速な配合設計や調整で適応できるよう構成材料が及ぼす物性への影響を把握,蓄積しておく必要がある.

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