令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

新材料・新工法(材料)(3)

座長:石田 哲也(東京大学)

[V-101] 3Dプリンティングにより成型した部材の初期強度と一体性に関する実験的検討

〇松田 聡美1、髙見澤 拓哉1、井口 重信1、東 大智2 (1.東日本旅客鉄道(株)、2.會澤高圧コンクリート(株))

キーワード:3Dプリンティング、プロクター貫入試験、一体性確認試験、貫入抵抗、打継ぎ

近年,セメント系材料を用いた3Dプリンティング技術が注目されている.同技術はフレッシュ性状,品質安定性,施工性,耐久性など,多くが明らかになっておらず,安定して構造物を構築するには課題が多い.本稿では3Dプリンティング技術で製作可能な構造や大きさの把握を目的に2つの実験的検討を行った.①構築初期段階の強度,硬化前の強度特性について,②打継ぎにおける一体性および積層可能時間について.検討の結果,プロクター貫入試験により初期の硬化速度を把握可能であること,打継ぎにより打継ぎ目部分の断面幅が小さくなる傾向になることが分かった.

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