令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(4)

座長:古賀 裕久(土木研究所)

[V-137] 下水道管きょ更生工法 大口径管きょ向けグラウト材の特性

〇槇 宏二1、佐藤 公1、柴田 弘至2、村田 興平2 (1.昭和KDE、2.足立建設工業)

キーワード:SPR工法、可使時間、複合管

老朽化した下水道管は更新が必要であり、道路を掘り起こす開削工事を行うと経済的、環境的負担が大きいため、非開削で施工可能なSPR工法の様な下水道管きょ更生工法が普及している。この工法では、更生する口径に適したグラウト材が選定される。大口径管きょに要求される性能を満足し、作業性を向上させるため、材料の一材化、可使時間の改良を目的としグラウト材の開発に取り組んだ。可使時間の改良に伴い充填後のエアー等の動きが生じ易くなり、一体性に課題を残す結果となった。無機系粘土鉱物及び消泡剤を用いた配合の見直しを実施し、課題の一つである一材化かつ大口径管きょ向けグラウト材としての要求性能を満足することができた。

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