令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

補修・補強(材料)(4)

座長:古賀 裕久(土木研究所)

[V-139] 改良されたシールテープインジェクション工法の施工事例報告

〇大場 春樹1、中野 検索1、市村 周二1、白岩 誠史2、赤池 考起2 (1.ニチバン株式会社、2.株式会社安藤・間)

キーワード:ひび割れ、低圧樹脂注入工法、品質管理、シールテープインジェクション工法

シールテープ及びインジェクションガンを用いた手動式低圧樹脂注入工法“シールテープインジェクション工法”では、注入孔を設けるためにφ5mm程度躯体を削孔する必要があり、補修箇所を一時的に傷つけてしまうという課題がある。本報告では,注入座金を使用することで、躯体への削孔をせずに施工できる改良型のシールテープインジェクション工法の施工事例について報告する。改良されたシールテープインジェクション工法により、躯体に注入用の削孔を設けなくとも、ひび割れに注入材を充填できることが確認できた。また、注入ピッチが20cm 以下の場合は、実構造物においても、目視できる充填距離と充填深さがほぼ等しいことが確認できた。

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