令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

鋼材腐食(1)

座長:高谷 哲(京都大学)

[V-173] 海洋環境下に長期間露出した鉄筋の埋設境界部における劣化に関する基礎的検討

〇正木 徹1、田中 亮一2、竹中 寛3、山路 徹4、与那嶺 一秀4、清宮 理5 (1.五洋建設㈱技術研究所、2.東亜建設工業(株)、3.東洋建設(株)、4.港湾空港技術研究所、5.早稲田大学)

キーワード:塩化物イオン,埋設境界部,ブリーディング,鉄筋腐食

港湾工事では,工程等の都合により躯体の一部を構築し,一定期間経過後に残りの部分を施工することがある.この時,鉄筋の一部は露出した状態で長期間海洋環境に曝されることにより,鉄筋の劣化が懸念される.そこで,鉄筋の埋設境界部における劣化について検討するため,種別の異なる鉄筋を露出させたコンクリート試験体を飛沫帯環境下に暴露を実施した後,各種測定を行った.その結果,コンクリート埋設部における鉄筋の劣化や,コンクリート打設方向による塩化物イオンの浸透の違いなどが確認された.

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