構造設計(2)／疲労・衝撃／耐震診断

[V-206] Design example of a two-post composite ramen pier to be constructed directly above the railway

〇TAKESHI YAMAGUCHI¹, Emiko Morimoto¹ (1. Hankyu Sekkei Consultant )

Keywords:Dynamic analysis, 3D analysis, Composite structure, Ramen pier, Railway

本設計は，営業線直上に施工される複合構造のラーメン橋脚の設計を行ったものである．解析の結果,2次元静的非線形解析では，柱上側はSM490の板厚20mmという結果を得られたが，3次元時刻歴応答解析では，柱のねじり耐力を満足させるために板厚が27mm必要であることが分かった．このように2次元静的非線形解析では得られない結果が,3次元時刻歴応答解析で得られることがあるため,今回のような複雑な構造の場合は，3次元静的非線形解析を実施することで安全性の高い設計を行えると考えられる．