[V-212] 鉄道ラーメン高架橋の柱間に設置された壁の有無による耐震診断検討
キーワード:鉄道、三次元解析、耐震診断、SRC構造、ラーメン構造
本検討は,フラットスラブ,RC柱,RC梁,SRC柱,SRC梁といった様々な部材を有する線路方向4径間,線路直角方向4径間(一部5径間)のラーメン高架橋の耐震診断を行った.今箇所で,線路方向の既存RC壁の撤去が計画されており,線路方向壁撤去前,壁撤去後の2ケースについて耐震性能照査を行った.構造が複雑であることから3次元の時刻歴応答解析を採用した.
結果は,線路方向の壁を撤去した場合,端部のRC柱側の応力が減少し,逆に周辺の柱の応答値がわずかではあるが増加する傾向が見られた.今回は,壁を撤去することによって応答値が増加する周辺の柱に余力があったことから,壁撤去時の補強は不要という結果となった.
結果は,線路方向の壁を撤去した場合,端部のRC柱側の応力が減少し,逆に周辺の柱の応答値がわずかではあるが増加する傾向が見られた.今回は,壁を撤去することによって応答値が増加する周辺の柱に余力があったことから,壁撤去時の補強は不要という結果となった.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン