令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

製造・施工(1)

座長:浦野 真次(清水建設)

[V-266] 埋設型パイプヒーティング工法による寒中コンクリートの給熱養生に関する基礎的研究

〇小原 総基1、井上 真澄1、崔 希燮1、斉藤 能雄2、井上 和2 (1.北見工業大学、2.エクセン株式会社)

キーワード:温水循環ヒーター、給熱養生、寒中施工、温度分布

寒中コンクリート施工におけるパイプヒーティング工法の開発に向けて,温水ホースを躯体内部に埋設してコンクリートを給熱した場合の温度挙動を把握する目的で,熱伝導率の異なる樹脂系ホースやその設置間隔をパラメータとした解析的検討を行った.解析結果より物性値の違いによりコンクリートの温度履歴に明確な差異がみられ,ポリエチレン(高密度)が埋設材料として最も優位であると考えられる.また,ホース内部溶液温度を約27℃とsることで目標温度を満足することに加えて,温水ホースの設置間隔を300~400mmの範囲で設定することが適切であると考えられる.

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