[V-266] 埋設型パイプヒーティング工法による寒中コンクリートの給熱養生に関する基礎的研究
キーワード:温水循環ヒーター、給熱養生、寒中施工、温度分布
寒中コンクリート施工におけるパイプヒーティング工法の開発に向けて,温水ホースを躯体内部に埋設してコンクリートを給熱した場合の温度挙動を把握する目的で,熱伝導率の異なる樹脂系ホースやその設置間隔をパラメータとした解析的検討を行った.解析結果より物性値の違いによりコンクリートの温度履歴に明確な差異がみられ,ポリエチレン(高密度)が埋設材料として最も優位であると考えられる.また,ホース内部溶液温度を約27℃とsることで目標温度を満足することに加えて,温水ホースの設置間隔を300~400mmの範囲で設定することが適切であると考えられる.
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