令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

製造・施工(1)

座長:浦野 真次(清水建設)

[V-272] 銅スラグ細骨材を多量置換したコンクリートの運搬・圧送に伴う施工性の変化

〇与那嶺 一秀1、山路 徹1、西田 孝弘1、安達 昭宏2、中川 耕三2 (1.国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所、2.国土交通省 近畿地方整備局 神戸港湾空港技術調査事務所)

キーワード:銅スラグ細骨材、スランプ、空気量、単位容積質量、運搬、ポンプ圧送

本検討では,銅スラグ細骨材を用いたコンクリートにおいて,アジテータ車による運搬時間及びポンプ圧送によるフレッシュ性状の変化を調査した.運搬時間の増加に伴い,W/C=60%において銅スラグ細骨材を100%置換したコンクリートでは,空気量の顕著な増加と単位容積質量の減少が認められた.ただし,ポンプ圧送によって,W/C=60%において銅スラグ細骨材を100%置換したコンクリートでの空気量は減少し,単位容積質量は若干増加した.

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