令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

セメント系舗装(1)

座長:岸良 竜(太平洋セメント)

[V-283] 空港舗装用裏込めグラウトの高耐久化に関する検討

〇雨宮 美子1、西田 孝弘2、高原 幸之助3 (1.ピーエス三菱、2.海上・港湾・航空技術研究所、3.三菱マテリアル)

キーワード:裏込めグラウト、繊維混入量、ポリマー、高耐久化、充填性、曲げじん性向上

空港施設では,不等沈下した舗装版を復元するため,リフトアップ工法が採用されてきた.本工法では、舗装版と路盤間にできる隙間にはグラウトが充填される.過去の使用されてきたグラウトは航空機による繰返し載荷やそれに伴うさらなる地盤の沈下に加え雨水や地下水侵入によるグラウトの粉砕化・流失およびノロを含む白濁水の噴出が報告されていた. 
空港舗装の修復では,恒久的な対策に近い対応が求められており,グラウトについてもさらなる耐久性向上が求められている.このため,本研究では所定の耐久性を有する従来品に,繊維の追加やポリマーの添加に着目し,充填性,じん性向上,耐久性について検討した.

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