令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

セメント系舗装(1)

座長:岸良 竜(太平洋セメント)

[V-289] 粗骨材の最大寸法が20mmの舗装用コンクリートにおける曲げ強度の破壊力学的検討

〇伊藤 孝文1、新見 龍男2、吉本 徹1、佐藤 良一3 (1.セメント協会、2.トクヤマ、3.広島大学)

キーワード:舗装用コンクリート、破壊力学的検討、寸法効果、20mm骨材

コンクリートの曲げ強度には寸法効果(コンクリート版厚(供試体高さ)の増加に伴い曲げ強度が低下する)が認められ、舗装標準示方書にも定式化されている。しかし、この寸法効果式は粗骨材の最大寸法(Gmax)が40mmの実験結果から破壊力学的検討に基づき導出されたものであり、Gmax20mmは対象ではない。そこで本検討では、Gmax20mmのコンクリートを用いて破壊力学的検討を実施し、Gmax40mmと比較を行った。結果、20mm骨材と40mm骨材の寸法効果はほぼ同程度であることが分かった。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン