[V-317] 可視化材料を用いた鉄筋の電食実験と分極反応領域の評価検討
キーワード:地中送電用洞道、可視化材料、電食実験、分極反応領域、数値解析
地中構造物において塩化物イオンを含む地下水の流入に起因する塩害劣化や直流電気設備からの迷走電流による鋼材の電気腐食が問題となっている.マクロセル腐食や直流電気設備に伴う迷走電流は隣接する構造物に影響を及ぼす恐れがあり警戒を要する.そこで,本研究ではコンクリートの代わりに透明な可視化材料を使用して鉄筋の電食実験を行い,地盤を含めた構造物の電気化学特性を明らかにした.コンクリートの可視化によって,分極反応領域を目視で把握するとともに,非局所化分極反応モデルを用いた数値解析は,分極反応の領域を精度よく再現できることを確認した.
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