令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第V部門

鋼材腐食(2)/防食(1)

座長:左藤 眞市(大阪産業技術研究所)

[V-323] 水性塗料を用いる場合のミストコートの有無が塗膜へ与える影響検討

〇山本 一貴1、松原 拓朗1、細井 雄介1、政門 哲夫2、瀧本 一満2 (1.首都高速道路(株)、2.日本エンジニアリング(株))

キーワード:塗装塗替、ミストコート、水性塗料、発泡、成分分析

防錆を目的として,鋼部材に塗布される無機ジンクリッチペイントは塗膜内に多くの空隙を有することから,下塗り塗料を直接塗り重ねると発泡が生じると言われている.そのため,封孔処理として無機ジンク塗装面に溶剤形塗料をシンナーで希釈したミストコートが塗布されている.首都高速道路では,現場塗装における危険物および指定可燃物の排除を目指しているが,既設橋の補修・補強部材に用いる当て板等の新設部材の塗装については,ミストコートを塗布することとしていた.現場塗装塗替における唯一の危険物であるミストコート廃止を目的として,水性塗料を無機ジンクリッチペイント面に塗布した場合の影響検討を行った.

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